STONE COLD
ぼく自身、フリースキーを始めたのはほんの数年前。
だからDOMINANT FILMSが活動を開始した初期の段階のことは余りよく知らない。
当然、ツインチップスキーをSALOMONが発表した当時のことなど知る由もない。
けど、このフィルムを観た後で分かったことは、DOMINANT FILMSが残してきた足跡は確実に日本のフリースキー界に大きな影響を与え、常に先頭を走ってきたのだ、ということ。
2007年は雪不足のうえにぼくら業界関係者にとってかけがえのない存在である松井大輔を失うという波乱に満ちた一年となった。
そして独特の活動と高い向上心を持ったライダーの1人である水島敬之はオフシーズンのトレーニング中に大怪我を負って今なおリハビリに励んでいる。
そんなネガティブな話題が続いた07年だったが、年末年始になってようやく明るい光がおぼろげながら見えてきたように感じた。
それがぼくにとって、STONE COLDだった。
「これまでの活動の記録を残す」そう言い続けてきたDOMINANTの今井健一郎と田巻信彦は、リリースが大幅に遅れるという状況になりながらも妥協せずにこの大作に取り組んできた。
DOMINANT FILMSとしての活動が今年で最後なのではないかと囁かれる中で、彼らは本当に最高の作品でフリースキー界の歴史に残る作品を作り上げたと思う。
メインでフィーチャーされた「斉藤圭司」「田巻信彦」「西方大輔」「岡崎将弥」「楠泰輔」「上野雄大」の6人だけでなく、これまでDOMINANT FILMSにフッテージを残してきた全てのライダーがこの作品を形成している。
どの映像も今も昔も関係なくどれも格好良いって感じてしまうのは、流行に流されることなく徹底したもの作りをしてきたDOMINANT FILMSだからこそ成し得たことなのだろう。
水島敬之はDOMINANT FILMSを「DOMINANTがなかったら日本のフリースキーはダサかった」と言ったそうだ。
そしてその理由はまさに、このスキームービーを観てもらえれば誰もが納得することだろう。
STONE COLDという日本のフリースキー界にとっての今日までの集大成となる作品を作り上げたDOMINAT FILMS、今井健一郎と田巻信彦。
まずは年始にリリースされるそのスキームービーを観てもらいたい。
そして冷めやらぬ興奮の中で彼らが今年、そして来年、果たして一体どんな活動をしていくのかということに大きな期待を膨らませて欲しい。
沢山のネガティブな事件があったからこそ、DOMINANT FILMSをはじめとしてフリースキー界全体が、それぞれが新しい活動を起こすべきとき、それが2008年。
そしてその可能性を感じさせ、改めてフリースキーを好きにさせてくれるムービーがSTONE COLD。
ぼくが言えた立場ではないかもしれないけれど、
ぼくにとってDOMINANTはフリースキーをやってて良かったと思わせてくれた大きな大きな存在。
Thanks a lot!! DOMINANT FILMS!!
Review by kj
■ディレクター:今井健一郎
■ライダー:田巻信彦・岡崎将弥・上野雄大・西方大輔・楠泰輔・石川寛文・斎藤圭司・
菊池ジョウ・池田雄貴・立花トゥール 他
■ロケーション:世界中
■収録時間:本編45分+ボーナス
■発売日:2008/1/12
■価 格:3,780円(税込)
■発行・発売: チャンピオン・ビジョンズ
以下、DOMINANT FILMSよりお知らせです。
ドミナントのウェブサイトはまだ公開になってないんですがオーダーは現在メールにて受け付けています。
DVD「STONE COLD」3780円(消費税送料込み)
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